久々の展示会偵察
コロナ禍は完全に収束したわけではないけれど、アルコール消毒・体温測定・マスク着用・ワクチン接種等できうることができてきたので大規模会場での展示会も開始されるようになってきました。そこで、5G/IoT通信展に行ってきました。だいぶ参加者数も戻ってきてはいるみたいですね。個人的にはLPWAなのか5Gとその先なのか、用途によって採用すべき通信方式が変わることがだいぶIoTの普及に関してはネックになりそうで、そこを心配しています。日立の情報子会社が、ローカル5Gのコンサルから導入までワンストップでやりますって展示をしていましたが、ローカル5G自体、インフラ構築費用がまだだいぶ高いしねぇ・・・とは言っても、ここ半年くらいで引き合いも増えつつあるようなことは言ってましたから、ここ2,3年要チェックですかね。
LPWAについては正直規格が乱立していることと、遠くに届く=低周波帯=データのビットレートは下がる(変調掛けられないからね)ということがあるので、10分に一度、1発もののデータをポツポツ上げていくようなアプリケーションには向くけれど(農業IoTとか、オフィスの人流管理とか位ならね)リアルタイム性が要求されるとキツい。今回の展示会では中国発のZETA allianceが結構幅をきかせていましたが、こちらはマルチホップ可能なのが売り(ゲートウェイがいて中継するわけです)なので、長距離をメッシュ状に監視すべきところ、例えば林業とか害獣駆除とかには向いているのかなと思いました。ただ、私付き合いあるのが製造業だからなー・・・そうするとのんびりデータを取る場面とか全国各地にある工場で一括管理したい事って思いつかないので、おそらくは手元でBluetoothで集めて、LTE以上の携帯網を使ってデータ収集(大手工場だとこれも許してくれないので、オフラインでSDカードを回収しに行く?)ってことになりそうな感じはします。
そんなわけで、1年8ヶ月くらい在宅勤務ばっかり続けていてほとんど歩いていなかったところ、珍しく10000歩以上歩き回って疲れました。しかし、風呂に入る前に体重量ったら昨日とちっとも変わっていなくて、まぁちょっと動いたくらいではそう易々と健康的になったりはしないもんだなーとしょんぼりしました。