Docker環境があると楽
クライアントサーバ型のアプリケーションを作っていると、試験用にサーバへのアクセスを試みたいことがあります。やっぱりそういうとき、アプリケーション開発環境にDockerが居ると擬似的にサーバアクセスまでの試験を開発マシン1台に集約できるので便利なのですが・・・開発環境がWindows 10の場合Docker for Windowsということになります。従来はHyper-V仮想環境必須でしたのでWindows 10 Proである必要がありましたが、WSL2の登場でWSL2経由でもDockerが利用できるようになった、とのことなので試してみたわけですが・・・
WSL2環境下だとインストールに失敗する(as of 2021/01/21)
Windows 10 Pro環境でDocker for Windowsをインストールすると、WSL2がインストールされていなければ以下のアラートが出ます。

ところが、WSL2をインストールしてDocker for Windowsをインストールしようとすると、結局途中で例外が発生してしまい、先に進めなくなってしまいます・・・(2021/01/22現在)。

私個人はWindows 10 Pro(Windows 10 2004)なので、Hyper-Vを使う方向でインストールをやり直して成功させています。これもう直ったのでしょうか??
WSL2を使ったDocker環境(as of 2021/08/30)
WSL2のWinSock問題を解決した後、再度WSL2を下回りに使用したDocker環境(Docker Desktop)を構築してみました。


インストール自体は完了できたので、「Docker Desktop」を起動してみたところ…

docker-composeコマンド等がまだβ版みたいですが、一応は動作させる事ができています。とりあえずクライアントサーバシステムの開発・テストを簡便に行うための方法に1つ選択肢が増えた格好にはなりましたね。